▲ ミツビシ デリカD:5 +ADAMAS BL5/16×7.0/スモークブラックポリッシュ+BFGOODRICH ALL-TERRAIN T/A KO2 235/70R16

今夏にリリースした新ホイール「ADAMAS (アダマス) BL5」はご覧いただけましたでしょうか。
P.C.D 114.3(デリカD:5やRAV4など)や127.0(ラングラー)という幅の広いゾーンに向けた、今後のジャオスホイールのスタンダードとなるべく開発を行った渾身作です。

▲ トヨタ RAV4 +ADAMAS BL5/17×7.5/スモークブラックポリッシュ+YOKOHAMA GEOLANDAR M/T G003 225/65R17

これまで、ジャオスのホイールは「スポーティ」を主軸においてデザインしてきたものが多かったのですが、ADAMAS BL5がターゲットとする層は前述のように車種が多種多様。そこで、今までとは少し異なる方向からデザインをしてみようじゃないか…そんなコンセプトで新ホイールは計画されました。
デザインのとりまとめは自らがデリカD:5とラングラーのオーナーであり、さらに両車の開発担当でもあるスタッフが担当。自分が欲しいと思えるホイールを開発するのですからそれ以上の説得力はありません。そうして、当時はまだ「ADAMAS」と命名されていない新ホイールのデザイン検討が始まったのは2018年の夏ころでした。
それからなんども検討会が行われ、提出されたデザインもディティールのバリエーションまで含めると数十点は作成したと思います。(なにせ2Dのラフは私が描いているので間違いありません笑)
そんな具合に、スタートしたは良いもののなかなか着地点が見えなかった新ホイールのデザインでしたが、なんとなくデザイン検討メンバーのイメージがまとまり始めたのは、昨年に視察で訪れたSEMAショー会場でした。もちろん、いまや国内も海外も製品デザインに壁はほとんど無いといっても過言ではありません。どちらかというと日常から離れた空間で、スタッフそれぞれが様々な刺激を同時に受けたという経験からイメージがまとまり始めたように思います。
そしてデザインワークは昨年の秋頃から具体的に動き始め、半年以上を経ていよいよリリースにまでこぎつけることができました。

▲ ADAMAS BL5 3D-CADイメージ

今までの「スポーティ」を前面にしたジャオスホイールとは一線を画す、ビードロックスタイルリムを持った力強いディッシュスポークデザイン。
ADAMASという名称も「ダイヤモンドの語源・何事にも屈しない」ということから命名しました。
(一部の方には「アダマンチウム」の語源と言った方がピンとくるかもしれません笑)

主要モデルであるデリカD:5やRAV4などに似合うことはもちろんですが、ラングラーへのデザイン的マッチングはこれまでのジャオスホイールの中でもピカイチではないかと…個人的に思っています。

 ▲ ジープ ラングラーアンリミテッド(北米仕様) ADAMAS BL5/17×7.5/マットブラック+BFGOODRICH MUD-TERRAIN T/A KM3 285/70R17

そしてカラーバリエーションの多さ(16inchはレギュラー3色、受注色2色)も国産ならでは。

▲ スモークブラックポリッシュ (16×7.0)

▲ マットブラック (16×7.0)

▲ ハイパーブラック (16×7.0)

▲ スモークポリッシュゴールド (受注色16×7.0)

▲ マットポリッシュブラック (受注色16×7.0)

リリース開始よりまだあまり時間は経っていませんが、すでに各方面からのお問い合わせも増えており、タイトルの通り「新しいJAOSのスタンダードホイールに育ってくれたらうれしいな」とそんな風に思っています。
直近では来春の東京オートサロンで、ADAMAS BL5を装着したラングラーやデリカD:5をご覧いだける予定となっていますので、ぜひご来場ください。

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