2018/08/13 | Tweet |
REPORT レポート
2018.8.13
LEG-1 Pattaya to Kabinburi パタヤ→カビンブリ
アジアクロスカントリーラリー2018(以下AXCR2018)の競技が本日からスタートしました。Leg1はリエゾン(移動区間)112.95㎞、SS1(競技区間)197.00km、SS後のリエゾンが43.87kmの総走行距離353.82kmが設定されています。スタートは昨年(AXCR2017)の順位が反映され、TEAM JAOSは7番目という良いポジションでスタートを切りました。SS前半と後半の間にはPCサービスと呼ばれる区間で給油等の簡単なサービスが受けることができます。
前半は田中コ・ドライバーとの息合わせも兼ね余裕を持ったペースで走行、結果は8番手タイムと手応えを感じ後半へ臨みました。しかし、凹凸が多くしかも滑りやすい路面を長時間ハイスピードで走行するのがAXCR。後半約130㎞付近で左側リヤタイヤに違和感を感じ、パンクを疑って周囲の安全を確認しながら車外に出ると左側リヤタイヤと車軸を繋ぐハブボルトが6本全てが折れてしまっている事が判明。フロント側のハブボルトを数本リヤ側へ移殖しスペアタイヤを装着するという応急処置を現場で施しましたが、その状態でのSS続行は危険と判断。一般道を経由しフィニッシュ地点でのチェックを受け、チームクルーの待つ本日の終着ホテルへ向かう事としました。結果、SS1のMAXタイムである6時間とペナルティ(4時間)が与えらえることになりました。
今年のマシンの仕上がりはとても良く、新開発のダンパーのセッティングや、ブレーキ強化などの改良点がしっかりと走りに反映できていただけにとても残念な結果となってしまいました。
初日から不運な幕開けとなりましたが、まだAXCR2018は始まったばかり。明日以降も難易度の高いコースが設定されているとのことなので、再び順位が大きく入れ替わる可能性も十分にあります。大きなダメージを負ったハイラックスでしたが、TEAM JAOSメカニッククルーの夜を徹した対処で走り出せるまでに回復しました。
チーム一同全力を尽くし、ゴールに向けて挑戦し続けます。
Provisional Result (暫定結果) LEG1
総合(AUTO) 23位
T1Dクラス 12位
写真:TEAM JAOS / レッツゴー4WD編集部