2018/08/16 | Tweet |
REPORT レポート
2018.8.16
LEG-4 Siem Reap to Kampong Thom シェムリアップ→カンポントム
8月12日からはじまったAXCR2018もいよいよ後半戦です。競技4日目のLEG4はカンボジアのシェムリアップからカンポントムに向かう325.91km。カンボジアはタイの山岳コースとは異なり、フラットな田園やプランテーションが特徴ですが、雨期のこの時期はその田園のあぜ道は川のように増水し、「ウォーターベッド」と呼ばれるマッディ(ぬかるみ)なセクションとなります。そして、そんな路面状況がこの日も多くの競技者達の行く手を阻みました。
LEG-4スタートはホテルから競技車両が一斉にコンボイ移動でユネスコ世界遺産であるアンコール遺跡群を特別な許可を得て通過し、SSスタート地点まで移動しました。一昨日、5番手タイムを叩き出したTEAM JAOSの出走順位は5番手と、イスズそしてトヨタのワークスチームに続く好位置でのスタートです。SSの途中、そのワークスチーム数台がスタックするマッディなセクションに遭遇しましたが、見事にシンクロし始めたドライバーの能戸(JAOS)とコ・ドライバーの田中(KYB)のコンビネーションによってスムースにパス。また今年モデルチェンジしたBFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3も本領を発揮してスタックやパンクもすることなくこの難コースをクリアしました。結果、一昨日を上回る3位でフィニッシュすることができました。
マシンの方はここ数日の激しい凹凸路面の走行でダメージを負っていたリヤリーフスプリングの交換作業を行いました。TEAM JAOSのハイラックス、そしてメンバーも疲労が溜まってきてはいるものの、調子は尻上がりに上がっています。それだけに初日のペナルティが悔やまれますが、残りの2日間も順位アップを目指して挑戦し続けます。
Provisional Result LEG4
総合(AUTO)3位
T1Dクラス 3位
Provisional Overall LEG1-4
総合(AUTO) 10位
T1Dクラス 7位
写真:TEAM JAOS / レッツゴー4WD編集部