2019/08/19 | Tweet |
NEWS RELEASE ニュースリリース
株式会社ジャオスのラリーレイドプロジェクトであるTEAM JAOS は、FIA 公認「第24 回サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2019 (タイ~ミャンマー、2019年8月10日~16日)」に、ハイラックス(ガソリン仕様)をベースにしたラリーレイドマシン で出場し、T1Gクラス*で優勝を獲得しました。
TEAM JAOS (ドライバー:能戸知徳/株式会社ジャオス コ・ドライバー:田中一弘/KYB株式会社)は、LEG1から落とすことなくクラス1位をキープし続け、群馬トヨタメカニックによる整備チームの迅速かつ的確な対応もあって順調なレースを展開。さらに装着タイヤである「BFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3」も期待以上のオフロード性能を発揮してTEAM JAOSの足元を支え続けてくれました。その結果、TEAM JAOSは2,300kmにも及ぶ過酷なレースを大過なく走破し、初のT1Gクラス優勝そして総合でも7位(日本人最高位)でたどり着くことができました。
2016年より進化させ続け2018年にはワイドボディ化まで施したタイ仕様ハイラックス(ディーゼル)から一転、市販化も念頭に置いたKYB製ダンパーを主軸にチューニングを行ったオーストラリア仕様ハイラックス(ガソリン)でのクラス優勝は、ベース車両であるハイラックスのポテンシャルはもちろん、マシン用サスペンションのベースとなったジャオスの「BATTLEZダンパー&サスペンション」の信頼性や耐久性、高次元でのパフォーマンスをあらためて実証。車両入替のテーマでもあった「パーツメーカーとしての“原点回帰”」を果たすことができました。
株式会社ジャオスは、モータースポーツで得られた有形無形のノウハウを市販部品にフィードバックしながら、今後も国内をはじめとする世界中のお客様の信頼と期待にお応えしていきたいと考えています。
*:改造クロスカントリー車両ガソリンエンジンクラス