2016/04/05 | Tweet |
NEWS RELEASE ニュースリリース
4月5日群馬県某所のオフロードコース(モトクロスバイクコース)でハイラックス REVOのノーマル車両を使用して、サスペンションの仕様を決めるためのテスト走行を行いました。テスト当日にそなえて、まずはJAOSのファクトリーにてラリー本番の車両条件(主に車重や重量バランス)に極力近づけるために、デッキ(荷台)の取外し作業やスペアタイヤの仮装着等を行いました。ロールケージの重量増加分を想定して純正シート前後やドアパネル等はあえて残した状態としています。
テスト走行では現場でリーフの組み替え作業を行い、あらかじめ予定していた3パターンの組み合わせで試乗およびデータ取りを行いました。内容は次の通りとなります。
・フロント&リヤ共にノーマルスプリング+ノーマルショック
・フロントノーマルコイルスプリング+リヤ試作リーフスプリングパターン1+ノーマルショック
・フロントノーマルコイルスプリング+リヤ試作リーフスプリングパターン2+ノーマルショック
テストにはリーフスプリングの製作を担当する株式会社スミハツとショック製作を担当するKYB株式会社の関係者にも同乗いただき、ラリー本番に使用する仕様やセッティングの打ち合わせを行いました。ショックに関してはノーマルのテストのみとなりましたが、昨年のアジアクロスカントリーラリー2015でFJクルーザーに装着して実績を残したBATTLEZのVF-Rショック(現在はBATTLEZ×SUS VF-R シリーズとして市販)をカスタマイズしたものを採用します。テスト翌日にはショックのセッティングや取付に関するミーティングと現車確認をJAOS本社にて行いました。また昨年サービスクルーとしてTEAM JAOSに同行したKYB・田中一弘氏(AC事業本部 技術統括部 サスペンション技術部 第三設計部)がショックの設計を担当し、昨年同様ラリー本番においてもTEAM JAOSのサービスクルーとしてサスペンション関連のサービスをメインにチーム全体をサポートしていただきます。