2016/04/28 | Tweet |
DRIVER'S COLUMN ドライバーズコラム
はじめまして。能戸 知徳(ノト トモノリ)と申します。昨年の12月にジャオスに入社し企画開発部に配属されました。
先日28歳の誕生日を迎えたのですが、私は生まれも育ちも北海道。ジャオスのある群馬県からほど遠い場所で28年間生活してきました。
この度、20代最後の決断としてジャオスへの入社を決意しました。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、父親が北海道で4WDショップ「4WDサービスパドック」を経営しているため、幼い頃から「ヨンク」に囲まれて過ごしてきました。そんな環境で育ったため、10歳の頃から自動車を運転(もちろん公道ではありません)して、中学生時代からたくさんのオフロードレースに出場してきました。
話は今からちょうど10年前、私が18歳の時(2006年)までさかのぼります。なんとタイで開催されたアジアクロスカントリーラリー2006に出場するチャンスをいただいたのです。そこで出会ったのがジャオスの赤星 大二郎 専務(現 代表取締役)でした。
その年のスポンサー、そして私が運転するパジェロの横に乗るコ・ドライバーとしてバックアップしていただき、初の海外クロスカントリーラリーへの挑戦は総合12位という成績を収めることができました。
あれから早いもので9年が経った2015年。ジャオスの創立30周年を記念してアジアクロスカントリーラリー 2015に出場することになり「チームのメカニックとして参加してほしい」という連絡を受けました。私は喜んでそのオファーを受け、TEAM JAOSの一員(当時はパドックの社員でした)としてこの記念すべきプロジェクトの一部始終に関わることができました。
当時は、ジャオスに入社することになるとは思ってもいませんでしたが、ラリーが終わった後にこれから自分が歩むべき人生、そしてドライバーとして、社会人として、長年4WD業界に関わってきた身として・・・ 色々なことを考えた結果、ジャオスに入社させていただくことになりました。今思うと約10年前、そして昨年・・・ アジアクロスカントリーラリーが私とジャオスを結びつけてくれたのかもしれません。
そして、まだ入社半年足らずの新人ではありますが、今年のアジアクロスカントリーラリー 2016では、ハイラックス REVOのステアリングを握るドライバーという大役を務めさせていただくことになりました。そしてただ運転するだけではありません。アジアクロスカントリーラリー 2016のためにタイから輸入したハイラックス REVOをラリーカーにモディファイする作業のディレクションも担当します。複数の協力会社のお力をお借りしながらの製作作業となり、大きな重責を感じていますが、このプロジェクトがジャオスにとって良い結果になるよう最善を尽くしていきたいと思います。
いよいよ「TEAM JAOSの第二章」がスタートしました。
今年のコースはタイのパタヤをスタートして、カンボジアのアンコールワットでゴールするというコース。Leg2(Leg0~Leg6まであります)で国境を渡るためメインステージはカンボジアとなります。
私は過去に3回、この大会に参加していますが、カンボジアを走るのは初めてです。楽しみである反面、どのような試練が私たちを待っているのか不安も多々ありますが、責任を持ってゴールまでTEAM JAOSのハイラックス REVOを運びたいと思います。
皆様、応援よろしくお願いいたします。
・・・という堅苦しいご挨拶はここまでにさせていただき、
次回からはドライバー&マシン製作担当として、私の視点からTEAM JAOSの最新情報からウラ話(!?)まで、ブログっぽく皆様にご報告していきたいと思います。お楽しみに!