NEWS RELEASE ニュースリリース

　パタヤに入って２日目、タイ独特の蒸し暑さに身体を慣らしながら、翌日の車検＆セレモニースタートに向けて準備を行いました。
　ドライバーの能戸（ジャオス）とコ・ドライバーの赤星（ジャオス代表）は、朝一番でパタヤの市街地を走行し、ラリーコンピューターの補正やマシンの最終チェックを行いました。サービスクルーはサポートカー（現地でチャーターしたハイエース）と大会のサポートトラック（エントラント全員で共有）に乗せるスペアパーツや工具・設備類の仕分け作業を慣行。チームのサポートカーにはクルー全員と個人の荷物、リモートサービス（競技中に行う簡易整備）に必要なパーツを積んで移動しますが、大会のサポートトラックはホテルからホテルに移動します。またホテルに到着するのが大幅に遅れることも考えられるため、チームのサポートカーに積めるだけ積んでクルーと一緒に移動することが理想的です。しかし、サポートカーに積める荷物はスペースの限界があるため、この仕分け作業がとても重要になってきます。そこで、積み込みのシミュレーションを行いました。
　午後は運営事務局による日本人エントラント向けのミーティング（任意参加）が開催されました。翌日に公式ブリーフィング（全エントラント参加）が行われますが、アジアクロスカントリーラリーでの共通語は英語となり、英語が不得意な日本人エントラントにとってはとても重要なミーティングです。昨年はこのミーティングがありませんでしたが、今年は各Legの注意事項等が詳しく日本語で聞くことができラリー本番のイメージをさらに膨らませることができました。
　夕方はRavindra Beach Resort & Spa Pattayaに移動し、弊社ショックアブソーバーのサプライヤーであり、今回のプロジェクトのメインスポンサーでもあるKYB株式会社による壮行会にお招きいただきました。日本、中国、タイ国内からサポーター（KYB関係者）が集まり盛大な会を開いてくださり、明日から始まるAXCR2016への緊張感を高めた夜となりました。

　いよいよ明日からAXCR2016が始まります。タイ各地で勃発した爆発テロの影響でパタヤの市街地も軍隊による警備体制の強化が行われ、昨日より緊迫した雰囲気ですが関係者一同順調に準備を進めていることをここで報告させていただきます。