デリカD:5新ディーゼルモデル用フロントグリル
2020.01.29
昨春の登場時に話題となったデリカD:5ディーゼルモデルの新しいフロントビュー
(ガソリンモデルは旧顔のままなのでスッキリと新型とも呼びきれず、弊社ではディーゼル'19年以降モデルなどと呼称しています)
私も誌面で初めて見たときは少し驚いたものでしたが、実車を見慣れると「これはこれでカッコいい」となるから現金なものです笑
※こちらが言わずもがな…な純正グリル
とはいえ
JAOS STYLEとしてはもう少しシンプルかつスポーティにしたいなぁというのが正直なところ
そこで、昨夏より仕込み始めていたオリジナルグリルですが
年末にはTOYO TIRESの新タイヤ試乗ビデオにご使用いただき
更に年初の東京オートサロン2020にて皆さんにご覧いただくことができました
現状(1月28日)、車両に装着しているのは最終手前の試作で、量産品とは若干細部が異なるのですが
おかげさまでお問い合わせが日増しに多くなっております
ということで今回はそのグリルについて少しお話などさせていただきます
新ディーゼルモデルの純正グリル、特徴はなんといっても上から四本のシルバーのガーニッシュ
アッパーグリルの二本だけなら通常のグリルと同じく交換をしてしまえば良いのですが
それでは構造的にロアグリルの二本が残ってしまうので視覚的効果は半減
ならばそれは別売ガーニッシュでカバー…とすると総合での価格が高くなってしまいますし
取り付けにも一抹の不安が残る
そこでアッパーとロアを一体の構造にしようということになりました
で
デザインはノーマルがある意味濃いいので
スッキリさせた方が逆にインパクトがあるうえ
何よりJAOSらしいフロントビューとなるハズです
※この段階ではアッパーグリルとロアグリルは別体のイメージだったのでロアグリルのガーニッシュが大きいです
こんな感じのラフを起こしながら社内で検討を重ねていたところ
先にリリースが始まっていたモデリスタ扱いのRAV4用JAOSノーズプロテクターが大変評判がよろしい
それではこのLEDランプを組み込んじゃおうじゃないのと
出来上がったデザインがこちらになります
そしてこのデザインを3D-CADで再現
データから削り出したモデルを更にモデラーが手で仕上げ…
と、幾重もの工程を経て
皆さんにご覧いただいたオートサロン出展車両ができました
手前味噌ですが、イメージチェンジにかなり成功したのではないかと
ただし、これで終わりではありません
まだまだ納得いく仕上がりではなかったので
ただいま最終調整をしているところ
そんなわけで
前述の通り、オートサロン会場でご覧いただいたり前後の取材で撮影していただいたデザインから
量産製品は若干形状やロア部分の穴の数が変わります
デリカD:5ユーザーの皆様に喜んでいただくべく
最後の最後までこだわって仕上げを進めておりますので
3月末に予定しているリリースまで今しばらくお待ちください
製品のこと