シエラでブロンコに行ってきました
2020.11.04
みなさんはアウトドアパーク・ブロンコってご存知ですか?
それは知る人ぞ知る、秩父に位置するオフロードコースです
https://www.bronco4x4.net/
私は、仕事・遊び含めて近郊のオフロードコースにはそこそこ訪れているのですが
実は最も近いと思われるブロンコには今まで行ったことがありませんでした
なぜかというと…
なまじっかなクルマと腕では
入口にすらたどり着けない…極悪コースと有名だったので笑
そんな場所ですから、雑誌の取材地としてはあまり使われませんし
自分の車を壊すのも嫌なので(悪路遊びでいつもボコボコでしたがw)
近寄ったことがありませんでした
ところが…
少し前のお話になりますが
「デモカーのジムニーシエラでブロンコに来てくれないか」と
某媒体よりお誘いをいただきました(^_^;
当時、シエラはまだ出来たばかりで
壊すどころか擦り傷一つもNGな車両
どうしようかなぁと迷いはしたのですが
コンパクトな車両ですし(ブロンコは大型車両に厳しいとの定説)
何より装着しているBATTLEZサスペンションの出来が良いので
危惧より「噂のブロンコで試してみたい!」という興味の方が勝りました笑
そして当日
「入口が分かりづらいので直前のコンビニで待ち合わせしましょう」との編集部ご配慮
『ぇ? 会員制とかじゃないんでしょ? 分かりづらい入口ってなに??』
もうその時点でワクワクです笑
定刻に指定コンビニで編集氏と合流後
住宅街を抜けてしばらく舗装路を山方面に登っていくと
…見えてきた看板がこちらです
この日は有名4WD雑誌出身の編集氏と一緒だったので
何食わぬ顔で「雰囲気ありますねー」とか言ってましたが
一人できてたら引き返してます笑
入るといきなりこんな感じ
それでは入口までの道のりの画像を連投します
そしてなんとか…1.8km移動するのに(走るのに…ではない)小一時間かかったでしょうか
たどり着いた入口がこちら
昔、雑誌で見た入り口そのまんま
ちょっと感動でした(^_^)
そして思ったこと
・ブロンコは入口までの道のり(通称:ブロンコ道)が大変
>その通りでした
この日は手練れの編集氏が通るラインをトレースしていったので事なきを得ましたが
一人だったら途方にくれるかヤケになるかどっちかだったと思います笑
そして
・そんなブロンコ道でもシエラ "JAOSスタイル"はどこもかすりもしなかった
>これを体験できたことが本当に最大の収穫でした
ボディはさておき、正直に言って下回りはどこかしらブツけるだろうなぁと思ってました
ところが(上記の通り走行ラインが良かったとしても)
一ヶ所もブツけることがなかったのは
シエラの設計の適切さとBATTLEZサスペンションのセッティングが良かったんだろうなと自画自賛しています笑
また、シエラの履けるタイヤ最大サイズについてよく聞かれるのですが
オフローディングによるフルバンプを何回も繰り返したこの日
JAOSフロントスポーツカウルとBATTLEZリフトアップセットを装着したJAOSデモカーでは
純正より二回りほど大きな225/75R16がどこにも接触しませんでした
それにはタイヤと接触しそうな部分を最小限にしている
フロントスポーツカウルの装着も大きなポイントかと思われます
>装着タイヤも大きなポイント
タイヤサイズと言えば、装着タイヤの選択も大きなポイントです
オフロードではボディや地面にダメージを与えないように
大地を踏みしめるがごとくゆっくり走るクローリングが基本ですが
極悪路ではタイヤがしっかりグリップをしてくれないと前に進めず
勢いに任せた走り方ではボディヒットする確率が高まります
また、障害物を乗り越えるときに滑ってしまうと思わぬボディヒットにつながります
今回のシエラ "JAOSスタイル"ではTOYO TIRESのオープンカントリーM/Tを装着しているのですが
オフロードでしっかりM/Tらしくグリップしてくれるのはもちろん
高速道も含めたオンロードもそつなくこなしてくれるので大変助かりました
以前…といっても20年以上前の話ですが
強力なオフロードトラクションと心もとないオンロード性能が共存する
ジキルとハイドのようなキャラクターがMT(マッドテレーン)タイヤだと思っていたのですが
それも遠い昔…という感じです
そんなこんな
伝説のオフロードコース " ブロンコ" に旬なシエラを持ち込んで思ったこと…でした
クルマのこと