BAJAチャレンジ “3ヵ年計画” 最終年に満願成就! そして…
2025.01.20
既にご存知の方もいらっしゃるか思いますが
2022年より取り組んでいたSCORE BAJA 1000への“3ヵ年計画”
(概要はこちら「TEAM JAOSによるBAJAチャレンジ」をご覧ください)
その計画と結果は
▲ LEXUS LX600 “OFFROAD“ TEAM JAOS 2022.ver
【初年度目標】まずはスタートゲートをくぐる→達成(途中リタイヤ)
▲ LEXUS LX600 “OFFROAD“ TEAM JAOS 2023.ver
【2年目目標】完走→未達成(全行程走破するもののわずかにタイムオーバー)
▲ LEXUS LX600 “OFFROAD“ TEAM JAOS 2024.ver
【最終年目標】クラス優勝※→達成!
※Stock Full Class:量産市販大型車クラス
ということで
2年目に惜しくも未達成であった完走を3年目に達成すると共に
「一応目標として掲げてはいたけど…?」的なクラス優勝まで遂げることができました
これもひとえにご協賛各社様および
ご支援ご声援いただいていた皆様のおかげです
ありがとうございました
加えて
長距離を一気に走りぬくBAJA 1000では
複数人のドライバーが交代しながらゴールを目指すのが一般的ですが
(実際2023年ではTEAM JAOSもその体制で挑みました)
最終年の2024年は全行程を一人で走りぬく
「IRONMAN/アイアンマン」スタイルでの完走を果たすことができました
▲FINISH GATEをくぐるLEXUS LX 600 "OFFROAD" TEAM JAOS 2024ver.
これは、TEAM JAOSによるBAJA 1000参戦計画推進メンバーの一人であり
社員ドライバーでもある能戸の強い希望によるものでした
▲ 監督の赤星(ジャオス代表取締)とドライバーの能戸(ジャオス開発部)
もちろん、いくら本人が希望したとしても
企業チームとして参加している以上
危険を冒してまでレースを続行するわけにはいかないので
可否判断は監督である現場の赤星に委ねられていました
刻々と変化する状況下での判断はしびれる思いであったと想像します
そんなわけで今回の「完走&クラス優勝」という結果は
「喜び」以上に「ホッとした」というのが本音ではないかと
▲ TEAM JAOS スタッフとサポートしていただいていたCANGURO Racingの面々
ともあれ
TEAM JAOSによるBAJA 1000 2024参戦については
ジャオスオウンドメディア「NEW ADVENTURE vol.8」にて
つぶさにレポートされています
▲ NEW ADVENTURE vol.8
同誌は2月6日売りのLET’S GO 4WD誌の付録として配布するほか
3月くらいにはジャオスオフィシャルサイトから
PDFがダウンロードできるようになる予定ですので少しお待ちください
さて
LEXUS LX600 “OFFROAD“ による3ヵ年計画が満願成就で終了したわけですが
それでは次は…というと
先の東京オートサロン2025でも発表した通り
LEXUS GX550h “OVERTRAIL“による新たな3ヵ年計画を開始することになりました
▲ 東京オートサロン・ジャオス40周年記念ブースで同時展示した
BAJAクラス優勝を果たして帰国したばかりのLX600とLEXUS GX550h “OVERTRAIL“ TEAM JAOS 2025ver.(プロトタイプ)
コンベンショナルなガソリンエンジンであるLX600でも
初年度では途中リタイヤという憂き目にあっていますから
超電子制御艦であるハイブリッドマシンでのBAJAチャレンジは
非常にチャレンジングではありますが
今後はオフロード4WDでもハイブリッド化は避けて通れぬ道
そんな近未来へのノウハウ構築も兼ね
GX550hをベースとしたBAJAマシン造りにもじっくり取り組みたいと思っています
▲ LEXUS GX550h “OVERTRAIL“ TEAM JAOS 2025ver.(プロトタイプ)
その進捗についてはこのコラムをはじめ
様々なメディアでお伝えしていく予定ですので
ぜひ引き続きご着目ください
▲ SCORE BAJA 1000 2024 TEAM JAOS ピット作業の模様
モータースポーツのこと