2017/08/14 | Tweet |
NEWS RELEASE ニュースリリース
2017.8.14
LEG1 Ayutthaya to Kanchanaburi アユタヤ→カンチャナブリ
アジアクロスカントリーラリー2017(以下AXCR2017)の競技が本日からスタートしました。Leg1はリエゾン(移動区間)125.61㎞、SS1(競技区間)192.92km、SS後のリエゾンが29.20kmの総走行距離347.73kmが設定されました。スタートは昨年(AXCR2016)の順位順となり、TEAM JAOSは5番目という良いポジションでスタートを切りました。SSスタート直後の数kmは、AXCR2016のカンボジアステージを彷彿させる、長いストレートが続く硬く締まったフラットダート。青空が広がるカンチャナブリの大地に勢いよく飛び出していきました。しかし、そう甘くないのがAXCRです。10㎞を超えたあたりからプランテーションに入り四方八方に伸びる道が現れてまるで迷路のような状態に。数台のラリーカーが迷い込み、右往左往してミスコース。何度も来た道を戻ってルートを探し、ようやくオンコースに戻ることができましたが、タイムコントロール(指定された速度で走行するアベレージ走行)のチェックポイントを飛び越えてしまい、ミスコースのペナルティ(1時間プラス)が与えらえることになりました。
多くのチームが迷いこんでいたため、その後も良い位置をキープしていましたが、SS後半では、大きな穴にフロントから侵入してしまい左フロントを衝突させそのままスタック。ウインチイングにより脱出したものの、衝突時の衝撃でホイールが変形してしまいスペアタイヤに交換したため、タイムロスをして大きく順位を下げることになってしまいました。
しかし、今日のコースはベテランのコ・ドライバーでもミスコースするほどの、ナビゲート難易度の高いコースで、コ・ドライバーを初めて経験する田中(KYB)にとっては厳しいデビュー戦でした。無事にコースに戻り、MAX TIMEの6:50h以内にゴールできただけでも、良い結果だと考えています。
マシンの仕上がりはとても良く、新開発のダンパーの仕上がりや、ブレーキの強化などの改良点がしっかりと走りに反映できていることを確認することができました。
AXCR 2017初日から、各チームの順位が大きく入れ替わる波乱の幕開けとなりました。まだAXCR2017は始まったばかり、明日以降も難易度の高いコースが設定されているとのことなので、再び順位が大きく入れ替わる可能性も十分にあります。フロントにダメージを負ったハイラックスはTEAM JAOSのメカニッククルーが夜の間に修理して、チーム一同全力を尽くしてAXCR2017に挑戦します。
Provisional Result LEG1
総合(AUTO) 14位
T1Dクラス 11位