アジア・クロスカントリーラリー（AXCR）は、1996 年に幕を開けました。2001 年からはFIA 公認ラリーとして開催されるようになり、2012 年からからはFIM（国際モーターサイクリズム連盟）の公認を受けて二輪クラスも設定。東南アジア最大のラリーレイドとして大きく成長しました。初開催の1996年から2019年までに、タイ王国、マレーシア、シンガポール共和国、中華人民共和国、ラオス人民民主共和国、ベトナム社会主義共和国、カンボジア王国、ミャンマー連邦共和国等8か国を走破し、毎年コース設定、通過国が変わり、今年で25回目を迎える今大会は記念大会となります。
　年を重ねるに連れてラリーの知名度が上がり、ワークスチームの参戦も増える一方で、レースのレベルが上がるとともに、上位入賞することにより大きな宣伝効果をもたらす企業戦略的イベントになりつつあります。また、日本からのエントラントも多いのが特長で日本のメディアにも多数取り上げられるようになりました。

　「冬のダカール」同様に「夏のAXCR」は自動車そして二輪業界を盛り上げている国際ラリーです。

※サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2020は、世界中でのコロナウイルス（COVID-19）の感染収束がみられないため中止となりました。