AXCR 2020 TEAM JAOS |
2015 年、弊社創立30 周年プロジェクトとしてアジアクロスカントリーラリー(以下AXCR)への参戦を開始しました。皮切りとなった2015 年は、国内外のオフロードレースで活躍する塙郁夫選手とタッグを組み、弊社製市販パーツと必須な安全装備のみを施したデモカーのトヨタ・FJ クルーザーで総合8 位(クラス2 位)を獲得。初年度としては上々のスタートを切ることができました。 |
TEAM JAOSのドライバーである能戸知徳は、1999年に陸別道新オフロードバトルへの参戦でドライバー人生をスタートさせた。18歳で4WDプロショップ・パドックに入社。営業と開発を担当しながらもレース活動を継続し、AXCR2006ではジャオス・赤星とパジェロで完走。翌年の同大会では日本人最高位である総合4位を獲得した。更にジムニースーパートライアルチャンピオンシップ北海道DVでは3年連続シリーズ優勝するなど、32歳にして数々の戦歴をもっている。AXCR2015ではメカニックとしてTEAM JAOSを支え、同年12月にジャオスに入社。翌AXCR2016にはドライバーとしてチームを総合5位入賞へと導引。そして2017年、2018年に引き続き2019年も参戦し、念願のT1Gクラス優勝を果たした。 |
1978 年静岡県出身。幼い頃から自動車が好きで大学では工学部・機械工学を専攻。2001 年KYB 株式会社に入社。自動車メーカーからアフターパーツメーカー、そしてモータースポーツまで幅広いショックアブソーバーの設計経験をもち、AXCR 以外の国際ラリー用ショックアブソーバーの開発実績もある。豊富な現場経験からドライバーの意のままのチューニングを即座に施す専門家。プライベートでは愛車でサーキット走行やメンテナンスをして休日を過ごすことも。AXCR には2015 年、2016年の2年間TEAM JAOS のKYB 製ショックアブソーバーの設計を担当し、サービスクルーとしてラリー本番をサポート。自ら設計したショックアブソーバーのよりリアルなデータを収集するために2017 年からはコ・ドライバーとして挑戦。翌2018年、そして2019年にはドライバーの能戸と組んでAXCR特有の難解なルートをナビゲートしながら、見事クラス優勝へと導いた。本年も現場で得た生のデータを製品開発にフィードバックする。 |
監督 | 赤星 大二郎 | 株式会社ジャオス 代表取締役 |
ドライバー | 能戸 知徳 | 株式会社ジャオス 開発部 |
コ・ドライバー | 田中 一弘 | KYB株式会社 AC事業本部 サスペンション事業部 技術部 |
チーフメカニック | 高山 勝弘 | 群馬トヨタ自動車株式会社 RV-Park |
メカニック | 中島 淳一 | 群馬トヨタ自動車株式会社 GR Garage 高崎IC |
メカニック | 井桁 昌裕 | 群馬トヨタ自動車株式会社 サービス部 |
車両製作ディレクター | 岸 好昭 | 株式会社ジャオス 設計部 部長 |
サスペンションディレクター | 田村 裕一郎 | 株式会社ジャオス 専務取締役 |
サスペンションエンジニア | 津久井 勇樹 | 株式会社ジャオス 開発部 課長 |
広報 | 内田 悦哉 | 株式会社ジャオス 企画宣伝部 部長 |
車両メンテナンス |